春日神社
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阪急西院駅の少し北に位置するこの春日神社は、淳和天皇がこの地に移られる際に勅命により奈良の春日大社から分室を迎えられ、守護神とされたのにはじまりました。現在でも病気平癒や災難厄除の守護神として崇められ、皇室や各地の参拝者からの崇敬が厚くなっています。
淳和天皇は833(天長10)年に位を仁明天皇に譲り、上皇となられたときから840(承和7)年に亡くなるまでこの地で過ごされました。淳和院は西院と も呼ばれ現在の地名のもととなっています。淳和院は四条大路(現在の四条通)の北、道祖大路(現在の佐井通)の東に位置し広大な敷地を占めいていたとされています。