壬生寺
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ここは律宗の寺院であり、三井寺の僧が本尊として地蔵菩薩立像(重要文化財)を安置し、堂を立てたのに始まります。正安2(1300)年に円覚上人が創始した仏の教えを身振り手振りの無言劇に仕組んだ壬生大念仏狂言で有名で、延命・厄除の地蔵菩薩として信仰が厚く、節分の時には多くの参拝者が訪れます。
また、文久3(1863)年に新撰組が壬生の地に結成したことにより、かつて壬生寺境内は新選組の兵法調練場に使われ、武芸や大砲の訓練が行なわれるなど新撰組ゆかりの寺であり、境内の壬生塚には新撰組隊士の墓塔が祀られています。