みやがわとけいてん宮川時計店
店舗情報
住所: | 〒601-8453 京都市南区唐橋羅城門町16 |
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TEL: | 075-691-4413 |
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FAX: | 075-691-4413 |
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定休日: | 年末年始、盆 |
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営業時間: | 9:00-18:30 |
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URL: | http:// www.instagram.com/miyagawatokeiten |
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扱い業務
時計、メガネ、貴金属、各種修理
取扱商品
時計、眼鏡、貴金属
価格例
時計電池交換1200円〜
地図
一言アピール(修理への思い、お客様へのメッセージ) |
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「動かない」とあきらめていた時計、大切な思い出と共によみがえるかもしれません |
~第28回~ 宮川時計店
宮川達也さんは、80年以上つづく宮川時計店の三代目店主。「『直って良かった』と言ってもらえるのが嬉しいんです」と言う優しい笑顔が印象的だ。
アナログ時計を使う人は減ってきている。とともに、修理のニーズが減っているのが現状だ。そんな中、ひとつひとつの時計にもっぺん命を吹き込むのが宮川さんだ。
時計の修理ではまず、全ての部品を分解して掃除をする。顕微鏡が必要なほど小さな部品もある。油を差し直し、念入りに調整をして、蘇らせる。古い時計で部品の替えがない場合や、完全に壊れてしまっている場合も宮川さんは諦めない。別の部品で代用したり、今までの知識経験や技術を活かして、修理を行う。
「直したい!」が宮川さんの原動力。Instagramでは、日々の修理の様子を楽しく、時に面白く投稿している。お話からも時計への愛が感じられた。
時計の電池が切れた状態で放置するのは危険。電池から液漏れして、時計を壊してしまうこともあるので、早めに電池交換が必要。宮川さんはもともとメガネがご専門なので、メガネの修理や調整なども相談に乗ってくれる。
「『ずっと使ってきた』、『親から譲り受けた』など、物には思い出もついてきます。だからこそ、使い捨てにするのではなく、使い続けていただきたい。わたしは、その想いを叶えるお手伝いをしたい。そして、身近に修理できる人がもっと増えたらいいなと思います。」と最後に語ってくれた。
岸 さゆり(2024年1月24日取材)掲載:こごみ日和99号