矢田寺
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矢田寺の本尊は、日本で最初にできた地蔵菩薩で、五尺二寸の立像梧桐一木造り弘仁七年六月廿四日春日明神作と伝えられています。本尊の地蔵菩薩は、火中に立つ地獄代受苦のお姿で、安産守護・子孫繁栄・病患悉除・万霊供養の霊験あらたかといわれています。
平安時代、大和国にある金剛寺(奈良県大和郡山市)という寺院の別院として創建されたのが始まりで、その後この地に移されたといわれています。ここにある鐘は「送り鐘」と呼ばれ、使者を冥土に送り返すときにつかれます。