城南宮
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城南宮は、平安遷都の際に都の南を守護するために創建された神社で、国土を守護する神、国常立尊、武勇に秀でた八千矛神、安産と育児の神、息長帯比売命を祀っています。
城南宮が鎮まる鳥羽の地は、平安京の表玄関に当たる交通の要衝であり、平安時代の末には白河上皇が壮大な離宮(城南離宮、鳥羽離宮)を造営して院政を開始されたのをきっかけに4代の院政期150年にわたり政治・文化の中心となり副都心として栄えました。
城南宮で毎年春と秋に行なわれている『曲水の宴』は当時の王朝文化の名残を残しています。現在では方除や旅行安全だけでなく、建築や転居、また自動車のお祓いに多くの方が訪れます。