寺田屋

京eco2Ring[みやこエコツーリング]

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寺田屋

江戸初期から続く船宿。
この宿では歴史上有名な二つの事件が起きている。
文久2(1862)年4月、薩摩藩の尊王攘夷派と公武合体派が乱闘、
9人の尊い犠牲者を出した。
これを薩藩九烈士といい維新史幕明けの事件として
伏見の事変、寺田屋騒動とも呼ばれている。
慶応2(1866)年1月には幕末の志士の一人坂本竜馬が
伏見奉行配下の捕り方に暗殺されかけた事件が起きている。
竜馬は同宿の養女・お龍の機転と護衛の三吉慎蔵の働きにより
難を逃れるが、左手の親指を負傷する。
現在では、庭に竜馬の銅像や薩摩九烈士の碑が建っており、
予約をすれば宿泊も可能。

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