事例集バッグの修理:カバンの病院 明石屋

大切な家族からのプレゼント

思い出のトートバッグ

バッグは、毎日同じものを使うという人も多い。新社会人のお祝い、恋人からのプレゼント、中には家族の形見という人もいて、愛着や思い入れもひとしお。代わりがないものだからこそ断られるケースも多いというが、明石屋では「大事なバックだからこそ復元してあげたい」という思いで、可能な限り請け負う。今回のバッグも、依頼者が物置から発見したという母からもらった思い出のバッグ。修理後はまるで新品のような仕上がりに!

修理例

バケツ型トートバッグの修理 修理期間目安:3ヶ月 参考価格:1万5000円〜 (2015年取材)

トートバッグの修理ビフォー
トートバッグの修理アフター

ブランドバックの修理例。主に内装交換が修理ポイント。擦り切れてしまったり、腐食してベタ付きが出ている内装の合皮を丸ごと入れ替える。まず、内装を分解し、一つずつ型を取る。型紙がないので全く同じようには取れないが、長年の勘で調整し、専用ナイフでカットしミシンで縫い合わせる。素材は、合皮から牛皮に変更し、強度アップ!

修理の過程

トートバッグ修理の過程11.内装をほどき、バーツごとに分解。
トートバッグ修理の過程22.一つずつパーツの型を取る。
トートバッグ修理の過程33.型に合わせて、専用ナイフで裁断。
トートバッグ修理の過程44.ミシンで縫製し、内側に取り付ける。

アレンジ修理例

明石屋持ち手ビフォー&アフター

持ち手の修理
持ち手自体の革破れが多い。持ち手の状態によって、総交換が必要な場合とそうでない場合が有るので、費用や期限は要相談。

明石屋ファスナー・ビフォー&アフター

ファスナーの修理
写真のように、ファスナーの生地が破損したりムシが飛んだりしている状態の場合は,ファスナー自体を交換修理。
スライダーの摩耗・破損が原因で、閉めても開いてしまう状態やスライダーが引っ張れない状態の場合は、スライダー交換修理だけで済む場合もあり。

カバンの病院 明石屋

店舗名:カバンの病院 明石屋
住所:京都市下京区東洞院通塩小路東入る547
分類:

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